saké試飲会2007年12月14日 18時33分08秒

超特撰純米酒 福寿
予告したとおり、日本酒(フランス語でも「sakéサケ」という。)の試飲会を開いた。

フランス人の間では、sakéは、アルコールが60%くらいあるきついお酒、というイメージで通っている。

パリ市内でも日本酒は京子食品などで買えるのだけれども、今日は、秋にパリへ調査旅行に来たO君にわざわざ持ってきてもらった(どうもありがとう!)灘の銘酒「福寿」を準備した。

昨日のclub oenologieのこともあり、簡単に、日本の酒類と日本酒について説明したうえで、4合瓶を、25人に注いで飲んでもらった。

一瞬、しんとなる。

あー、あまり口に合わないんだね、というのが明らか。
若干余っていたカップに、誰も手を伸ばさない。

穀物の醸造酒といえば、こっちにはビールくらいしかないので、果実酒と蒸留酒に慣れた彼らには、日本酒の独特の香りと味に、すぐにはなじめないのだろう。
ま、それはそれで。