不法滞在 ― 2008年09月12日 14時14分33秒
8月末で滞在許可証が切れ、この国にいてよい法的根拠を失った。
住居証明が必要なのだけど、引っ越した7月末にパリ警察の予約を取ったら、ずっと先まで埋まっていて更新に行けなかったのだ。
が、ま、そこはフランス。
期限が切れてから申請に来い、と指導されたりすることもあるようだし、原則は原則、運用は、よくいえば柔軟。
9時に、ユネスコ本部のそばにある建物に向かうが、実は書類に不備があることに前日発見されていたので、ちょっと鬱だったり。
最初に、書類の不備がないか、3人の係員がざっとチェックするのだけど、ここが難関。
あるオッサンが、非合理的に厳しくて有名らしく、 僕も一度はねられたことがある。
運よく別人にあたって、適当ーに処理されて、第一関門は通過。
フランスのでは、下級の係員ほど横柄で態度が悪く、上に行くほど紳士的、というのはよく言われることで、上階の審査室の対応はかなり丁寧で親身であった。が、
「この財政証明書類は英語で書いてあるでわかりません。ただ、<XXXX €>と書いてあるが、これは毎年受け取る額なのか、通算総額なのか、説明してください。」
は? 英語わからない?
でもあなた、この書類が何か、発行者が誰か、今さっき自分で言いましたよね? しかも、
<XXXX € per year>
くらい理解できてて、わざと聞いてるんでしょ?
(仏語訳の書類を要求されなかっただけ、マシかもしれない。)
「許可証発行時に、住居証明となるガス・電気の請求書を持ってきてください」
「それ、大家さんにまとめて請求が行ってるので、いま渡した賃貸契約書以外にはないんですが。」
「そうですか。じゃあ、いいです。」
じゃあいいです? その程度だったら要求するな!
いずれも、フランス語がそれなりにできるかとか、次回時点でちゃんと住んでいるかとか、理由があるといえばあるのだけど、そういう非合理的な対応してるから、あなたもこっちも余計な仕事が増えると思うのだが、どう?
結局、書類の不備は、許可証の発行時に提示すればよいこととされ、根拠のない追加書類を要求されただけで(これも納得はいかないが)、無事に手続き終了。
合法的な滞在者となった。
最近のコメント