パンテオン・ソルボンヌ大学2008年10月25日 20時23分06秒

(右がパンテオン、左がパンテオン校舎)

10月から勉強することになったのは、パンテオン・ソルボンヌ大学、いわゆるパリ第1大学である。
パンテオン横とソルボンヌに校舎があるので、そう呼ばれる。

所属しているのは、「農業及び農企業の法」修士第2課程(1年間)。

農業や農産物・食料に適用される、フランス国内法、EU法また国際法のほか、これを取り巻く健康、環境、地域開発について学ぶことになっている。
40年近く前に設立されたコースであり、Hudaultユドー教授は長年このコースを担当してこられた。

実は、農水省からの留学でこのコースに来るのは、僕で3人目である。
初日のオリエンテーションの際、ユドー教授は学生を前にして、
「私の教え子には外国人も多くいるが、中には、今日本の農業省官房で国際交渉の担当をしている者もいる。」
と、自慢の教え子を紹介された(僕がいるからリップサービスをしたわけではなかった。)。
それが、20年近く前に来られた最初の方である。

後で話しに行ったら、「日本人は勤勉だから、君もがんばって。」とのこと。
先人が残された遺産を、きっちり受け継ぎ拡げていきたい。