欧州議会選挙 ― 2009年06月09日 06時39分10秒
EUにも議会がある。各国に人口比例配分された議席を、国ごとに比例選挙する。
フランスに来て2年、国政レベル以上の選挙は初めてであるが、7日日曜日に行われたこの選挙、事前に予想されていた通り全く盛り上がらない。どの国でも高い棄権率が予想されていて、フランスの新聞には、投票を呼び掛けるため、
"On ne peut pas accuser l'UE d'être technocratique si on ne vote pas"
(投票しなければ、官僚に支配されているEUを糾弾できないぞ!)
何て書かれてあって、ちょっと複雑な気持ちに。
結局、フランスでの投票率は、前回を若干下回る41%に。
この日の夕方のトップニュースすら、フェデラーの全仏制覇だし。
フランスでは、サルコジ与党である右派のUMPと環境政党が票を伸ばし、オブリー党首とロワイヤルの諍いが続く社会党や、先の大統領選にも出馬したバイルー(第1次まで)の中道政党は大きく議席を減らした。
EU全体としては、中道右派の伸長、社民系の退潮で同じ傾向がみられた。
ところでフランスでは、ダチ法相(写真中央)の欧州議会への転出が話題となった。
マグレブ系、サルコジに近く、法務大臣へ抜擢、司法制度改革で官僚と対立、現職閣僚・未婚の母として出産、などなど話題を振りまく彼女だが、サルコジとの不和説もあり、政権から体よく出されたとの話。
彼女だけでなく、現職の農漁業大臣であるミシェル・バルニエ(写真左)も、今回欧州議員に転じている。
バルニエ農相はもともとEU畑の長い政治家で、国内では環境省、欧州担当相などを経て、EUの地域政策担当委員(大臣相当)、その後フランス外相、農相を務めている。
こちらは、農相としての力量を高く評価されていて、国内での務めを果たして予定通り欧州に復帰した、という筋。
さて、写真はその両者が属する与党UMPの選挙ポスター。
ソルボンヌ校舎脇に立てられた掲示板は、落書きと破れでいっぱいなのだが、このポスターには、「こいつらみんな嘘つき。俺達に楽しみを返せ!」と書いてある。
通りがかった老マダムが私に曰く、「私はこの落書きに賛成だ」と。
フランスに来て2年、国政レベル以上の選挙は初めてであるが、7日日曜日に行われたこの選挙、事前に予想されていた通り全く盛り上がらない。どの国でも高い棄権率が予想されていて、フランスの新聞には、投票を呼び掛けるため、
"On ne peut pas accuser l'UE d'être technocratique si on ne vote pas"
(投票しなければ、官僚に支配されているEUを糾弾できないぞ!)
何て書かれてあって、ちょっと複雑な気持ちに。
結局、フランスでの投票率は、前回を若干下回る41%に。
この日の夕方のトップニュースすら、フェデラーの全仏制覇だし。
フランスでは、サルコジ与党である右派のUMPと環境政党が票を伸ばし、オブリー党首とロワイヤルの諍いが続く社会党や、先の大統領選にも出馬したバイルー(第1次まで)の中道政党は大きく議席を減らした。
EU全体としては、中道右派の伸長、社民系の退潮で同じ傾向がみられた。
ところでフランスでは、ダチ法相(写真中央)の欧州議会への転出が話題となった。
マグレブ系、サルコジに近く、法務大臣へ抜擢、司法制度改革で官僚と対立、現職閣僚・未婚の母として出産、などなど話題を振りまく彼女だが、サルコジとの不和説もあり、政権から体よく出されたとの話。
彼女だけでなく、現職の農漁業大臣であるミシェル・バルニエ(写真左)も、今回欧州議員に転じている。
バルニエ農相はもともとEU畑の長い政治家で、国内では環境省、欧州担当相などを経て、EUの地域政策担当委員(大臣相当)、その後フランス外相、農相を務めている。
こちらは、農相としての力量を高く評価されていて、国内での務めを果たして予定通り欧州に復帰した、という筋。
さて、写真はその両者が属する与党UMPの選挙ポスター。
ソルボンヌ校舎脇に立てられた掲示板は、落書きと破れでいっぱいなのだが、このポスターには、「こいつらみんな嘘つき。俺達に楽しみを返せ!」と書いてある。
通りがかった老マダムが私に曰く、「私はこの落書きに賛成だ」と。

最近のコメント