帰国します@CDG空港2009年07月07日 13時31分49秒

帰国前日は、アパルトマンを引き払って、サンジェルマンのカフェでお昼をを食べて、お土産を買い足して、ビールを飲んで、お気に入りのレストランで食事をして、初めて乗ったセーヌ川遊覧船で夜景を眺めて過ごした。

帰国に向けていろんなことが進んでいくのだが、なんだか、「帰国する」ということの意味がよくわからない。実感がわいてこない。

あと何時間かで、梅雨の日本に戻る。
長かったような、短かったような。

自分の留学直前に、入れ替わりで帰国した方が、
「この2年間、夢を見ていたようだ」
と言っていた。同時に、帰国したばかりにもかかわらず、出国する私に向かって
「いいな~」
と言っていた。
その気持ちが、今とても良くわかる気がする。

帰国前のあわただしさで、2年間の総括も何もできなかったし、ここに書き残した記事がたくさんある。

今後またフランスに住むことがあるのかどうかわからないが、少なくとも言えることは、今この時期にフランスという国に来て、住んだことによって、仕事や何やいろいろあろうとも、これからの人生が、ちょっと豊かで楽しいものになる気がする。

とにかく、今からすぐ帰国です。

この2年間の留学生活を支えてくれた、妻、家族、そのほか多くの方々に感謝したい。

なんたる偶然22009年06月21日 01時32分19秒

セーヌ川。後方はルーブル
昨日のパーティーに来られなかったジャン・バティスト(JB)と逢った。

JBは卒業後、コカ・コーラ・フランスに入社し、1年目はカルフールなど大規模小売店への販売担当、2年目はフランス社全体の販売戦略ポジションに移るのだとか。

ビールを飲みながら、帰国後の話や、自分の2年目の勉強のことなどを話す。
地理的表示の話をしたところ、彼のお父さんが、バイヨンヌの生ハムで働いているとのこと。

ん? お父さんがバイヨンヌの生ハム?
JBと苗字が同じの、ムッシュ・エコマールさんという人を知っているが、それはもしや?

ビンゴ!
なーんと、かのエコマール氏 は、JBのお父さんだった!
言われてみれば、記憶にあるお父さんと、目がよーく似てる。
コンソーシアムからポーのホテルまで、車で送ってくれたのも彼だった。

そんなことってあるんだねえ。
ローマ に続いての、何たる偶然的出来事だった。

フランス社会党@国民議会(3)2009年06月12日 23時59分37秒

国民議会の土産物店で見つけたもの。

マウスの左に« GAUCHE (左 )»と、右に« DROITE( 右 )» と書いてある、ただそれだけなのだけど。笑

ちなみに、この青マウスは「右派モデル」で、赤色の「左派モデル」も存在する。

他にも、ペアの白Tシャツで、胸にただ一行、
青文字 « TOUJOURS POUR(いつも賛成) »

赤文字 « TOUJOURS CONTRE(いつも反対)»がある。

ネタとしてはこれも気に入ったのだけど、サイズがあわなすぎて買えなかった。

右派と左派がはっきり分かれていると、こういう遊びがあって楽しい。

オバマ一家の夕食@パリ2009年06月07日 20時44分01秒

(昨日のエントリ)
>追記:いま22時。やたらと上空をヘリが飛んでいる。
>オバマ大統領夫妻は、いま市内のレストランで食事中とのこと。どこだろ?

ここでした。
La Fontaine de Mars ラ・フォンテーヌ・ド・マルス
意外と庶民的なところに行きましたね。
西南の料理を出す古いビストロだけど、普段着で行けるようなところ。 この間行った レストラン ル・ヴィオロン・ダングルのすぐ先にある。
行ったことはないが、妻のテリトリー内で、ちゃんと知ってた。ダテに歩き回ってない。

フィガロ紙(電子版)には、注文内容まで載ってる。そんなことまで暴かなくとも、と思いつつ、面白いので転載してみた。
オバマ大統領: 子羊のもも肉、デザートにイル・フロタント
ミシェル夫人、子供他: 牛ヒレ肉に、クレム・ブリュレ
会計は5人で300ユーロ

彼らはワインを飲まなかったらしい。
そのことが記事小見出しになったりするのはさすがフランスだ。自分たちの大統領だってワイン好きじゃないのに。

一般のお客も普通にいて、リラックスした雰囲気だったらしい。
うちから徒歩圏だし、帰国までに一度行ってみよう。

D day2009年06月06日 23時16分03秒

エトルタ http://france.asablo.jp/blog/2009/06/07/4351140 の美しい海岸の一角に、無骨なコンクリートの古い基地跡が残っていた。海峡に面し、イギリス方向を向いている。

これを設置したのはフランスではないだろう。
当時、フランスを占領していたドイツ軍によるもので、相手は、イギリス方面から早晩上陸してくるであろう米英軍であったに違いない。

今日、6月6日はいわゆる「D day」、すなわち第二次大戦のノルマンディー上陸作戦が決行された日。
実際に上陸したのは、エトルタよりももっと西の方だが、もしエトルタあたりに上陸していれば、あの景観は今どうなっていたことか。

今年は65周年で、米国からはオバマ大統領、英国からチャールズ皇太子が呼ばれ、ノルマンディーの戦没者墓地で式典が行われた。

テレビのニュースによると、「とまんくす」(※)なる米国の俳優も来ていた。
プライベート・ライアン主演だからか。

追記:いま22時。やたらと上空をヘリが飛んでいる。
オバマ大統領夫妻は、いま市内のレストランで食事中とのこと。どこだろ?

※ トム・ハンクス Tom Hanks。ニュースキャスターであっても、フランス人は H を発音しないことが多い。

西南の食(2)鶏のバスク風2009年06月02日 02時14分15秒

小さい頃、料理番組で見たとかで、母が「鶏肉のバスク風煮込み」を時々作ってくれた。
刻んだ玉葱とトマトとピーマンの上に鶏の足をおいて、塩胡椒してコトコト蒸し煮するだけ、だったと思うが、野菜の煮詰まった濃厚な味と、あっさりした鶏肉が合って、好物だった。

ボルドーで、鶏肉のバスク風をサラダ仕立てにしたものがメニューにあったので、おおこれかと、頼んでみた。(写真)

家で食べたのと、パッと見、色が違う。赤い。
が、それはこっちでは赤いピーマン(辛くないもの)を使っていて、赤いピーマン(ちょっと辛いほう)の粉で味付けしてるから。
記憶にある味とそんなに変わらず、美味しかった。

厳密には、この鳥は煮込みでなくコンフィ(脂に漬けた肉を、カリッと揚げる。)で、これに煮込んだ野菜をかけて盛りつけている。

斜めの線は、赤ワインからつくるボルドーソース。

パリの怠惰な金曜2009年05月29日 23時18分23秒

反省を込めて。

10時半起床。そんなに寝たか、、、
昨日は発表の準備のため徹夜だった上、夜は在パリ同業友人と遅くまで飲んでいたからな。。。

妻は朝からテニスの全仏をテレビ観戦。
あぁ、杉山に勝ったフランス人だね?とか。

ほどなく昼。
たまには、ということで妻お気に入りのビストロまで、エッフェル塔を見ながら歩いてお出かけ。
数軒先に、系列の星付きレストラン http://www.leviolondingres.com/ があるのだけど、この際行っとくか、と方針転換。

野菜と香草のスープ、フォアグラ入り。様々な味と食感がよし。
スズキのcroustillant(片側をカリカリに揚げたもの)。
最近はベリー系の赤いデザートがいいね。
あわせたワイン Crozes Hermitage がまた良し。妻曰く、僕の選ぶワインは外れがない、とのこと。
妻ご満悦。

帰り道で、エッフェル塔近くのカフェで一休みしながら、日本に電話をかける。
今日はいい天気。青い空と緑の木々、軽い風が心地よい。

いったん帰宅後、日本から送られてきた結婚式の出席通知を出しに郵便局へ。綺麗な切手を頼んだら、天使のフレスコ画がデザインされたもの。
「最後の一枚だよ。運がイイね!」だって。

その足で、散髪に。相変わらず荒いが、まあこんなもんか。
でも、ちょっと切られすぎたか?

ちょっとワインを調達に、いつものNicolaへ。
じっくり選びに選んだ結果、今日は Madiranマディラン(ポー近郊)の一本。これで11€。

家に戻ると、妻が、テレビの全仏オープンを観戦中。
さっきと体勢が変わってないぞ。
曰く、積極的なグダグタだから、これはいいのだ、と。うーん。。。

そうこうしているうちに、いつのまにか20時。
最近は日が長くていつまでも明るいので、ついつい油断してしまう。

さっき買ったワインを開けて、バイヨンヌでもらってきた生ハムと、近くで買ってきたチーズをつまむ。
工場でスライスされた生ハムでは、妻の好評を得られず。(←そんなことはない、ばくばく食べたでしょ? と、妻より訂正依頼あり。)
塊から切り落としたばかりのものは、もっとおいしいんだけどなぁ。

さて、もう0時。そろそろ勉強、しなきゃ、、、

全仏オープン2009年05月25日 23時44分10秒

(↑杉山愛の初戦)

たまには当日の記事を。

昨日から始まった、テニスの全仏オープン。
当地では、開催場所の名前を取って、ローラン・ギャロスといわれている。

妻が「似ている」と複数筋から指摘されている杉山愛が出場するとのことで、チケットを買い替えて朝から観戦。
が、あえなく初戦で敗退。
相手がフランス選手だったので、観客の相手への応援がやっぱり凄い。

引き続き同じコートでは、ヴィーナス・ウィリアムズが登場。
身長は高いし、サーブも強く、格の違いは歴然。唸り声も、、、ひときわ。

ところで、ローランギャロスには、写真のよう観客席スタンドのついたコートもあるが、申し訳程度にしか座席のない練習場のようなコートもあって、そこでもちゃんと同等の試合が行われている。
こちらの方が、球速や選手の足の運び、息使いを、それこそ手の届くところで見ることができるので、臨場感があって面白い。
特に男子など、テレビで見るのとは違うスポーツに見える。

しかし、今日は暑かった。最高気温は26度、照りつける初夏の太陽にもうへとへとだったが、夜半からは、昼間と打って変わって雷を伴った大雨に。
クレーコートだけど、明日の試合は大丈夫だろうか?

ロダン美術館22009年05月21日 19時56分13秒

これが全景。

ロダン美術館12009年05月21日 11時58分49秒

週1で研修に通っている農漁業省のすぐ近くに、ロダン美術館がある。

どうも近代彫刻ってあまり惹かれなくて、この間も学校(ENGREF)の近くにあるブルーデル美術館(ロダンの弟子)にも行ったのだけど、ほー。。。で終わってしまったところ。

まあ、それは自分に蓄積がないから、ということかと思うので、ロダンでも見て!素地を養っておこうと。

美術館は旧邸宅を買い取ったもので、広い心地よい庭には作品が点在している。庭だけなら1ユーロで入れるので、木陰にたたずむ人も多々。

屋外には、地獄の門、考える人、カレーの市民などなどの彫刻を配置。

(写真は地獄の門、後方に農漁業省の一角が見える。)