ロワールぶらり旅(2)アンボワーズ/AMBOISE城2008年04月06日 11時49分09秒

ロワール川からの遠景
ブロワから少し下流へ下った、ロワール川左岸に建つ、アンボワーズ城。

ここでも、数代のフランス国王が過ごしたところ。
政治経済の中心は、当時からもずっとパリなのであるけれども、誰も彼も、相当期間ロワールで、ぶらぶらと気ままに(←これは想像)過ごしていたようである。

このあたりの城は、政情不安定だった頃の砦や要塞を改造したものが多い。そのため後代に作られた上部の華麗な居館とは対照に、下部の堅固な城壁やいかつい塔が残り、かつ、高台に作られているので見晴らしがとてもよい。

このアンボワーズ城も例に漏れないが、写真左側に大きな円塔があるが、この内部はらせん状の「坂」になっていて、馬車で城下から登ることができる。

現在残っているのは、ロワール川に面した一角の建物だけで、往時は高台をぐるりと城館が囲っていたとのこと。

レオナルド・ヴィンチは、晩年、この町へ招かれ、フランス王家の庇護のもと最後の制作活動にいそしんだ町であもある。彼の住んだ居館と、場内にはその墓もある。

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