ロワールぶらり旅(4)シュノンソー/CHENONCEAU城2008年04月07日 11時50分21秒

シェール川に架かるシュノンソー城
トゥールから、地方線でしばらく行ったところにある、シュノンソー城。ロワールの古城の中で一ニを争う美しい城館。ロワールの林の中にひっそりと建つ。

もともと、右側の河岸の監視塔だったものを大改造して、ついに川の向こうまで延ばしてしまったものらしい。

アンリ2世の妻、カトリーヌ・ドゥ・メディシスがここで政務をとった(といっても、気ままな生活をしながらたまに書類を決裁したくらいではないかと勝手に思料。)など、王妃や国王の愛妾に与えられてきた城館。
それぞれの時代を反映した寝室のつくりがすばらしい。

S'IL VIENT A POINT, ME SOWIENTDRA.
(この城が完成したならば、それは人に私を思い起こさせるものとなろう。)

城に刻まれているこの言葉は、おもにその築造を進めたフランソワ1世のもの。その自信に充ち溢れた言葉どおり、彼は、今日、フランス国民の間で一番人気のある国王となっている。

城のそばにある手入れの行き届いた庭園が美しく、またこれらを取り囲む静かな森のお散歩が、とても気持ちよい。

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